久しぶりに宇利峠から雨生山、金山へ行ってきました。

宇利峠には新たな看板が。



雨生山の静岡側は浜名湖県立自然公園のしかも特別地域になっているんですね。
新城側も桜淵県立自然公園になっているのでこのへん一帯は動植物の捕獲・採取は規制されていることになりますが、センブリ/ムラサキセンブリは毎年取られてますよね。
何とかならないものでしょうか。

宇利峠は元々駐車スペースがないのですがさらに強力なテープが張られていてますます止めづらくなってきました。



林道を離れて稜線まで出る道は笹が刈られて歩きやすくなっていました。
ありがたいことです。
しかもヤブに埋もれていた古い道がまた切り開かれていましたが、下からそこを通ろうとするとロープが張られて通行止めになっていました。
私は知らずに上から降りてきたので最後ロープをまたぐことに(笑)。

稜線上も笹が刈られていましたが、刈った笹はすぐ脇に放置されていて・・・





こういう道脇にも結構ムラサキセンブリやハルリンドウが出てくるのでちょっと残念。
もう一息奥に放り投げてくれればいいのですが・・・自然公園内なので勝手にいじるのはやめておきました(^^;

この日は昔見た三角の葉っぱの花を期待して行ったのですが残念ながら見つからず。
見つかったのは鹿のうんちぐらいで(^^;
鹿に食べられてるなんてことがなければいいのですが。





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2015年02月03日

吉祥山 東尾根 2月1日




今年はじめての山歩きは吉祥山です。
以前西側の尾根を歩いたので今回は東側の尾根を登り中央の尾根で下山しました。

休憩所のある駐車場に車を止めて東名高速の側道を東に進みます。
途中で中電の巡視道があったのでそこから山に入ります。



中電道は草刈りもされていて下手な登山道より歩き易いくらい。
こういう人の支えがあって電気が安定して供給されていることに感謝しながら進みます。



しかしいい道も鉄塔があるところまで、鉄塔には「よいこはのぼらない」の札が・・・。
子供がここに来るとは思えないので登山道ではない所を登るおとなへの戒めに思えてしまう。



その先は踏み跡も不明瞭な市堺の尾根歩きになります。
ちょとGPSがないと心もとないですし、こんな所で動けなくなったら「草生す屍」になってしまうので良い子はこういう所は登らないようにしましょう。



やがて新城側の林道とぶつかリそこからは尾根道もしっかりした登山道になります。
登ってきた道を振り返ると「休憩所へはもどれません」の看板が・・・



あとは道なりに山頂まで。
この日は風が強かったですがそのおかげか午後1時半に山頂に付いた時でも富士山や南アルプスがしっかり見えました。






カメラはコンデジのPowerShot SX210IS です。
14倍ズーム時も一脚につけて撮ればそこそこ撮れるので重宝しそうです。

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日本一右寄りの産経新聞がいいこと書いてます。

トレイルランにペット連れ、宴会にポイ捨て…由緒正しき高尾山は一般愛好家と〝一触即発〟状態


前半の「山の価値は・・・深田久弥がどうのこうの」という部分は駄文ですが、
トレランに対する批判記事は正論。

「登山道を数分おきにジョギングとはいえないスピードで駆け上がっていく。登山客を抜く際に速度を落としたり、声をかけて注意を促すランナーはまれだ。多くが無言のまま駆け抜けていく。中には高齢のハイカーも多く、接触するだけで転倒や滑落の危険もありそうだ。」

三河の山ではめったに出くわしませんが(イノシシに会うほうが多い)、
風切山だったでしょうか、一人は速度を落として挨拶してお互い譲りあってすれ違いましたが、
一人はスピード落とす気配がないので対ショック姿勢をとってちょっと山側へよけました。
ぶつかって谷に落ちるのは貴様の方だ!という感じで。
案の定スピード落とさず駆け下りていきました。
接触はしませんでしたが肘で突いてやりたい気分。

「山を走ることは登山道を傷めることにもつながり、山に生育する植生にも影響が出てくるだろう。」

ほんとその通り、自分で山買って道も自分で整備して走れ!って感じ。

犬連れ登山は北アルプスなどの森林限界超えたあたりでも行うやつはアホですが、
観光地化した低山なら多めに・・・という気もしますが、
高尾山あたり人がたくさん来るところだとそうも言ってられないかもしれませんね。

犬連れ登山にめっぽう厳しい人がこちらに・・・
NatureLog:日 野 東さん

ドキッとしたのは
「登山道をはずれて植物や草花の写真を撮る者!」
はいすみませんm(__)m
北アルプス歩いていた時は登山道を外れるのは厳禁と心に誓って実践していたのですが、
三河あたりの山は普通に道を歩いていたらそうそう花に出会えないのですよ。
みんな持って行かれてしまっていて。

あ、でも今日のアルビノキンランは道のすぐ脇でした。
こういう所でトレランのレース?ダービー?でもされたら花は踏まれまくって死滅しちゃいます。
はたして花が咲くまで無事でいてくれるでしょうか。

まーお互いマナーを守って(そのマナーの基準が違うから問題になるのですが)楽しく登山しましょう。

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またまた「やまログ」というiPhoneアプリを見ながら新城の山を歩いてきました。
今回はバックグラウンドでの軌跡取得をonにして最初から最後までルートを記録しました。
途中電源ボタンをoffにしても軌跡が飛んでしまうことはありませんでした。
軌跡がやけにギザギザしているのはiPhoneのGPSの精度のせいなのでしょうね。

ルートは国土地理院の地図で破線になっている所と林道を歩く予定でしたが
やはり破線のルートは登山道として整備されていないと消滅しているところもあり
林業の人が使っているとかろうじてマークや踏跡が残っている感じでした。
その踏み跡も破線から大きくずれているところもあり
こういうGPSアプリがあると心強いですね。

でもそんなにiPhoneばかりに頼っていると
電池切れや故障した時に困るに!と思われるでしょうが、
一応万全の対策をねっております。
故障に備えてiPhone 2台用意して(^^)。



1台はSIM無しで通話やG3回線には接続できませんが、
家でwifiにつないで地図をダンロードしておけば
GPS機能自体はSIM無しで問題なく使えています。
こちらを「やまログ」用に外部バッテリーをつないで
カバンに入れて時々見ながら歩いています。
iPhoneのバッテリーだけだと3時間も歩いていると心細くなってきます。

実は今年iPhone壊してしまい、無いと仕事で困るので急遽中古を買った次第です。
appleの正規修理代金より安く中古が買えます。
いざという時に備えて予備を持っておくのはお勧めです。
こうして遊べるし。

あと冬の里山で危険なのは猟の期間で場所によっては鉄砲持ったおじさんが・・・
幸いこの山は鉄砲禁止みたいです。



また猟期も愛知県の場合は11月15日~翌2月15日ということでもう終わっていましたね。
狩猟鳥獣の種類と狩猟のできる期間 (愛知県)

さすがに花はなかったですが、
立派な花がら付けたコクランと春を待つショウジョウバカマ



気になる葉っぱもあったので花の時期にまた来てみましょうか。



category:山ネタ





今年はじめてザック背負って宇利峠から雨生山、金山方面を歩いてきました。
宇利峠から延びる林道と稜線をつなぐ道はいくつかあるのですが
今回はじめて348mピークから林道へおりてみました。

このコース、国土地理院の地図にはルートが書かれているのですが、
いつも気付かずに通り過ぎています。

今回「やまログ」というiPhoneアプリで
国土地理院の地図上にGPS機能で自分の位置を表示させつつ歩いてみたのですが、
348mピークに着いてもそれらしい道が見当たりません。



このアプリを使って尾根上を正確にたどっていけば行けるか、と思い下山開始。
サルトリイバラと戦いながら道なき道を下ります。
途中、道らしい感じのところもありましたがすぐにロスト(^^;



少し東にずれて下りましたがやがて東西に走る林業作業道に出ました。
(2本目の赤線の下側の位置)
ここは尾根に戻るべく西に向かいましたがそれが正解でした。
以降木に白ペンキが付いた目印が続き無事林道まで下れました。



林道から見た下山口。



こういういいアプリを手にするとムチャな山歩きに拍車がかかりそうで怖いです。
家族に私のiPhoneの居場所をパソコンで探せるように教えておかないと・・・。

地図上の赤線は後に想像加筆、GPSは電源ボタンのON/OFFで飛んじゃうことがあるみたいです。
バックグラウンドでの軌跡取得をoffにしていたからかもしれません。
今まで国土地理院をプリントアウトしていましたが、
それがiPhoneで見れるのですから超便利。
でも外付けのバッテリーは必須ですね。


category:山ネタ


2013年10月03日

鳳来寺山へ 9月29日

久しぶりに鳳来寺山へ行ってきました。
参道から登ったことがないので
昔、田口鉄道の鳳来寺駅があったあたりに車を駐めて
参道を歩いて行きました。

今回のお供は2,840円で買ったSIGMAの28-70mm 1:2.8。
でも帰ってから写真を見てがっくり。
広角側の色収差がひどくて、
なんか絵も平面ぽい。
さすが2,840円のズーム。
いや、でも新品の時はそれなりの値段だったでしょうし、
やっぱりいくら明るい玉でもズームはあかんですかね。

仁王門です。手ブレがひどいです。



iPhoneでも撮ってみました。
こっちの方がいい(T_T)



ここを過ぎると左手に馬の背コースの標識があります。
石段歩きは辛いので早くもそっちへ逃げてしまいました。

途中の立派な天然(多分)ヒノキ。



中央上部、リサイズなし(T_T)



馬の背展望台では本堂方面がよく見えます。



山頂方面



しかしこの先すこし行くと本堂方面の巻き道になるのですが、
以前ぶちょうほうさんの「気ままに野山」に尾根を直進したという記事があったのを思い出し、
結構明瞭な踏み跡があったのでまた脇道にそれてしまいました(^^;

最初は結構良かったのですが程なく獣道状態になり、
岩壁のすそを歩いたりしていたのですが、
やがて空き缶やら空き瓶が散乱した地帯に入り、
お、登山道が近いかと期待したのもつかの間、
道は無く前方は岩壁が上から下まで下がっており
少し下らないと進めない状態になってしまいました。

散乱していたゴミは岩壁の上にあると思われる奥の院から落ちてきたもののようです。
なんかゴミ溜めの中にいるような気分になり急に戦意を喪失してしまいました。

結局なんとか戻って(戻るのもルートファインディングが大変)、
本堂への正規ルートに辿り着き参道からの石段にも合流しましたが、
せっかく楽しい山歩きをしてきたのにそのあと石段を登る気になれず
この日の登山は終了、石段を下ることにしました。

しかし、石段を降りて行く途中で、三河の山には珍しい絶滅危惧種、
いや新興勢力の外来種(失礼m(__)m)の真性山ガールお二人に、
「本堂まであとどれくらいですか?」と可愛く聞かれて
「いえ、本堂まで行っていないんです」というカッコ悪い受け答えになってしまいました(笑)

とまあ写真もダメ、登山もダメダメな山歩きでした。

見かけた花も参道のホトトギスぐらい

濃い口



中濃



薄口



旧門谷小学校の前の橋はいい雰囲気ですね。
子供のいい遊び場だったのでしょうね。



栗の収穫もありました。



早速ゆでて食べてみましたが、
なんか若い、青っぽい味でした。
栗って収穫したら少し寝かしておくとかあるのでしょうか。
天然物(というか拾い物)は食べたことがなかったので。
これもちょっとがっかりでした。

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なにかの間違いであってほしい・・・
そんな訃報がネットに出ていました。

山岳写真家、北ア・剣岳で死亡 登山中に落石

 富山県警上市署は21日、北アルプス・剣岳(2999メートル)で20日に落石事故に遭い、意識不明になっていた男性の死亡を確認した。男性は東京都町田市、山岳カメラマンの新井和也さん(42)で、落石を受けて約5メートル滑落し、石の下敷きになった状態だったという。

 県警山岳警備隊が21日早朝から現場に向かい、発見時には既に死亡していた。新井さんは仲間2人と19日に室堂から入山し、20日朝から剣岳を目指して登っていた。
2013/07/21 13:03 【共同通信】


お会いしたことはありませんが、南沢のホテイランや三つ峠のアツモリソウの保護活動に熱心に取り組んでいた方です。
まだまだこれからのに、何かの間違いであって欲しい・・・

KAZの活動日誌

category:自然環境category:山ネタ


2ヶ月ぶりに山梨の山に行って来ました。

去年、いとこの子供が市役所に就職して登山道の整備をしたというではないですか。
どれどれとその山に登って来ました。
例のごとく夜発、国一バイパス走りで富士市まで。
高速に比べると1時間近く余計にかかりますが、
各市のバイパス同士がつながっているので快適に走れます。

ねぐらは今回も鳴沢道の駅。
結構キャンピングカーが停まっています。
翌朝の様子。



そこから一山越えて駐車場に着くとまだ誰もいませんでした。

意外と雲が多かったので天気を確認しようとiPhoneを取り出すと、
なんと「圏外」!
まだ山道に入ってもいないのに圏外とは!



山でsoftbankは使えないという話は今でも健在なのでしょうか。
仕方なくGPSは走らせずに地図を片手に歩き始めました。

愛知の山と違ってブナなどが茂る明るい道です。



iPhoneは相変わらず圏外。
GoogleMapも航空写真を取得できずに真っ黒です。



山頂を越えて河口湖が見渡せる所に立つとやっと電波が入りました。
人口カバー率を上げるのが第一目標でしょうけれど、
山中で非常用に電話、メールが使えないのは痛いですね。
孫さん、なんとかして!!



さて山頂から別のルートで下り始めると
小さな沢が横切る足場の悪い所に木が並べてあり、
近くには真新しいトラロープも。



あとで聞いたら「あの木を並べたのは僕です!
ということで頑張っいることが確認できました。

次は是非、植物の保護と鹿対策もお願いします(^^)

category:山ネタ


この日もあまり収穫はなかったです。

暗い森には瑞々しいコクランが。
花の咲く頃は暑い盛りなのでちょっと見に来る気にはなれません。



動物に踏まれたのか花後のキンランが倒れてましいた。



毎回登場のオオバノトンボソウもだいぶ膨らんできました。



こちらも前回も登場したちびマムシ。
三河の山、マムシ多いね。
これはまだ小さいからじっとこちらを睨んでいますが、
親分クラスのマムシとかだと威嚇してくるでしょうか。
こわ~



次回は久しぶりに色のついたランの登場です。

category:山ネタcategory:野草写真


今日も今日とて近場の山歩きをして来ました。
吉祥山です。
さすがに暑かったですね。
ああ、雪の残る山に行きたい・・・

でも午後になると風が一転冷たくなり、これは空気が変わったなと思ったら
ポツポツ降って来ました。
場所によっては結構降ったみたいですね。

なかなかいいGPSアプリに出会えない中、
今回は ZweiteGPS というのを入れて歩いてみました。

吉祥山一周のログが無事取れました。



地図はGoogleMapの標準と航空写真付きが選べます。
地図を表示した状態で歩いたルートが記録されていくので
歩行中もわかりやすくていいですね。

標高や歩行距離、時間も表示してくれます。



ログも複数記録できます。
とりあえず無料版で試しましたが有料版(500円)にすると
広告非表示、ログファイルのインポート・エクスポート強化ができるようです。
無料版の標準フォーマット:JSONの使い方がわからないので購入してみましょうか。


山頂へは時計回りで西尾根から登ってCコースで降りて来ました。
この西尾根、上の方はちゃんとした登山道になってますが、
稜線に上がるまでが大変で、はじめは草ぼうぼうの林道を登って行き、
そのまま鉄塔まで登れるかと思ったらすぐに終わってしまい、
あとは林の中を獣道をつたってなんとか稜線まで上がれました。

稜線に出るとなんと新城側からと思われる立派な林道があって
しばらく快適に歩けるのですが、それもやがて終わり、
今度は市境の赤い杭をつたって次の鉄塔まで。

鉄塔から先は中電の道が豊橋側から上がってきていて
そこからは快適な山歩きができます。
iPhoneで撮影



ということでGPSに記録されたルートは一般の道ではありませんのであしからず。
初めてのコースなのでGPSがないとちょっと心細かったです。

category:山ネタ


意外と雨が降らないのでまたちょっと出かけて来ました。
宇利峠から西へ、iPhone持ってRunKeeperを走らせなが歩いてみました。

結果はこんな感じ。
7kmを4時間半かけて歩いています(笑)



途中の怪しい行動もしっかり記録されています。
成果はありませんでしたが・・・



ただ山地図としては等高線もないので使えません。
あくまで歩いた跡の記録用ですね。

地図としてはGoogleMapで現在地と地形と林相を見つつ歩いていました。
この杉林を抜ければ道がある!みたいに。
iPhone用のGoogleMapは等高線が出るんですよ。



しかしバッテリーはガンガン消費します。
半分ぐらい歩いた所でバッテリー残20%と出たので
以後単三電池で充電しつつ歩いていました。



バッテリー対策を強化しないといけませんね。
ソラーパネルを頭につけて歩きますか(笑)


category:山ネタ


前回林道の終点から尾根に出ようとして失敗したので
今回は林道の途中から尾根に出れないか挑戦してみました。

林道をい歩いていると松の木にビニール紐が巻いてありました。
その脇にはなにやら踏み跡が。
獣道のような踏跡を雑木に邪魔されながら登って行くと
明らかに人の入った痕跡が有りました。
そこをさら無理やり上に登って行くと目の前が開けて裸地に出ました。
尾根に出れたようです。




でもこの裸地はすぐに終わってしまい、
上に行くにも下にさがるのも雑木やシダに邪魔されて行けませんでした。

見かけた植物

ハルリンドウは一杯




地味なラン、たぶんオオバノトンボソウ




ノギランですかね。
冬に一旦枯れるそうですけど、コイツは枯れずにいた?




しかし、帰ってからこの場所を航空写真で確認すると
2箇所大きな裸地があってその間に小さな裸地が有りました。




私が到達できたのはこの中間の小さな裸地でしょうね。
大きな裸地にいくにはあの藪を超えないといけないのか・・・
挑戦は続く! (かな?)


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