今年はじめて豊橋アルプスに行って来ました。

そしてここでも愛知県準絶滅危惧種の悲しい話を聞くことになりました。
ここで何年もある花を見てきた人にお会いしたのですが、
以前20株ほどあったこの場所は今では7株になってしまったと。
大きなのは盗られ、小さなのは踏まれて絶えていったとのことです。

昔はここに来るまで踏み跡もなく人に合うこともなかった場所だったとのことですが
今ではしっかり踏み跡ができて見に来る人が増えて
それとともに花は姿を消していったとのことです。
本当に悲しそうに話してくれました。

私も今年初めて見に行った新参者なので
ちょと耳の痛い話でしたが。

ここにも以前は株があったそうですが
今では囲っていた石が残るだけです。




見に来る人はくれぐれも足元に注意して植物を踏まないようにしましょう。

しかしこういう山中の花の保護はどうしたもんでしょうね。
子孫を残すという意味で種を採取して育てるという策はあると思いますが、
そもそもの自生地で保護して増やしていければ一番いいのですが。
悩ましい場所をまた知ってしまいました。

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